こんにちは。たかゆいです。
皆さんは本番形式で問題を解く練習していますか?
試験直前の時期は、本試験と同様の環境に挑戦しなければいけません。
予備校の模試を利用するにしろ、1年分の過去問を利用するにしろ、
3時間という長時間の試験形式に慣れておかないと本番で時間が足りなくなってしまいます。
一般知識の基準点突破は意外と難しい
問題を解いたら次は自己採点ですが、法令科目・一般知識ともに基準点が設定されています。
普段の学習は行政法や民法の法令科目が中心でしょうが、一般知識の対策もしないわけにはいきません。
一般知識は全部で14問ありますが、基準点は6問分である24点です。
この基準点を超えられないと、法令科目でいかに高得点をとっても行政書士試験には合格できません。
つまり、法令科目ばかり勉強していてはいつまでたっても行政書士になれないということです。
行政書士試験の基準点について調べた人であれば、誰でも知っていることですね。
そこで、普段からニュースに触れて時事に詳しくなっておきましょう、とは以前からお伝えしている通りです。
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行政書士試験受験者必見!一般知識の攻略法
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ニュースだけで基準点を突破できるのであれば、後は法令科目の勉強に全力を注ぐだけなのですが、
何が問われるかわからない一般知識の分野では毎日ニュースに触れていても安心できません。
特に直前期から対策を始める人は、とてもではありませんが基準点を突破するのに必要な知識には足りませんよね。
試験に合格するために、情報関連分野を得点源にする
こんな対策のしにくい一般知識を攻略するにはどうしたらいいのでしょうか。
上でもお伝えした通り、一般知識の問題は全14問。
一般知識の基準点を突破するにはそのうち6問分に正解することが必要です。
また、一般知識14問中のうち、3問は文章理解の問題です。
文章理解についてはある程度のコツをつかめば、慣れれば3問中2問は正解できます。
そうすると基準点突破に必要なのは後4問。
そして、このうち2問〜4問は情報関連の知識で得点できるんです。
毎年出題数にばらつきはありますが、情報関連の問題は必ず出題されています。
何が出題されるか一般知識の中で、この分野を捨てるわけにはいきませんよね。
必ず情報関連の問題で得点できるようにしておきましょう。
まずは個人情報保護法と行政機関個人情報保護法
情報関連の中でも得点源としやすいのが「個人情報保護法」「行政機関個人情報保護法」の2つです。
2016年の試験では出題されていませんが、それ以前は毎年連続して出題されていました。
2017年以降の出題がどうなるのかはわかりませんが、出題された時には必ず得点を積み上げたいところです。
政治経済の分野とは違い、法令科目と同じ調子で学習ができる点もポイントですね。
条文の中で出てくるキーワードや定義、適用対象などを抑えていけば対応できますし、テキストと過去問を利用すれば安定して正解できるようになります。
個人情報保護法についての解説は別記事で掲載しますので参考にしてみてください。
まとめ
一般知識の対策に時間をかけすぎるのは非効率的です。
政治経済分野はさらりと対策するにとどめて、情報関連分野で得点するようにしましょう。
その中でも、個人情報保護法・行政機関個人情報保護法についてはしっかり対策をしておいてください。