いつもご覧いただきありがとうございます。たかゆいです。
今回は前回から続いて、国連のまとめです。
前回は「国際連盟」と「国際連合」、主要組織について解説しました。
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一般知識対策!国連その1
こんにちは。たかゆいです。 いつもご覧いただきありがとうございます。 前回の記事では社会保障制度についてお話しました。 前回の介護保険の部分に関連して、国連の組織について解説です。 いつ ...
今回は国連の専門機関についてです。
専門機関とは
専門機関は国連と緊密に連携する機関ですが、国連に従属する機関ではありません。
現在は15の専門機関があります。
以下主要なものを記載します。たびたび耳にするところばかりです。
詳しく踏み込む必要はない分野だと思われますが、機関名・略称と目的は把握しておいてください。
国際連合教育科学文化機関(UNESCO)
本部はパリ。教育・科学等での国際交流を目指しています。
国際通貨基金(IMF)
本部はワシントン。国際通貨協力を容易にし、為替の安定を目的としています。国際収支が不安定な国に融資を行い、財政の再建を支援します。
国際連合食糧農業機関(FAO)
本部はローマ。主に農業・農村の能率改善、食料の安全保障を目指しています。
国際労働機関(ILO)
本部はジュネーブ。労働・生活条件を改善することを目指しています。
世界保健機関(WHO)
本部はジュネーブ。健康の保持・向上のため、各国の保健指導を行っています。
これだけでは短いので、おまけとしてEUの解説です。
欧州連合(EU)とは
欧州共同体(EC)を前身とし、1993年にマーストリヒト条約により欧州連合(EU)が発足しました。
EUはヨーロッパ各国の経済や政治的な統合を目指しています。
その一環として共通通貨のユーロが使用されています。ですが、加入国が必ずユーロを導入しなければならないわけではありません。
EUを脱退予定のイギリスもユーロは使われず、自国通貨のポンドが使用されています。
EUの機構
EUにもいくつかの機構があり、主なものに「欧州理事会」「欧州連合理事会」「欧州議会」「欧州委員会」があります。
欧州理事会 ⇒ 加盟国の首脳レベルで構成。最高協議機関
欧州連合(EU)理事会 ⇒ 加盟国の閣僚レベルで構成。議決機関
欧州議会 ⇒ EU市民を代表。5年ごとに選挙される
欧州委員会 ⇒ EUの政策執行機関
EUの本部(=欧州委員会の本部)はベルギーのブリュッセルにありますが、欧州議会はフランスのストラスブールにあります。
また、2009年のリスボン条約によって「欧州理事会常任議長」などいくつかのポストが設置され、機構の改革が行われました。
(欧州理事会の議長は以前は常任でなく、加盟国の首脳が6か月ごとに交代で就いていました。その不安定な状況を解決するために設置されたのです)
では、今回は以上です。
少し細かいテーマになってしまいましたが、何が問われるかわからない一般知識の対策としてキーワードは覚えておいてください。
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